2015年1月14日(水)まで開催中です
懐かしい昭和の人々の息吹を感じられる温かい世界です。
幻想の彼方に消えつつあるこの世界を、誰でもいつでも帰って来られる故郷(ふるさと)として残してくれているような優しさを感じました。
「好きなもの全然作れなくなっちゃったよ〜」
なんて仰っていましたが、覗き込んで隅々まで見てみると、所々にこっそり、中には堂々と、山本さんっぽい(と一方的に思っただけですが)遊びの部分があり、一緒に行った108号とププッと笑ってしまいました。
お年を召したご夫婦が、
「ああ、本当に懐かしいねぇ〜。こんなだったねぇ。ホッとするねぇ。」
と微笑みながら語り合っていましたよ。胸がキューンとしたわ。
いい仕事してますね!
私も、温泉旅♨︎にでも行ってきたようなスッキリした気分になり、ゆったり温かい余韻に浸れました。ありがとうございました。♥️
〈山本さんで思い出すこと〉
会社の応接の机で、寝ぐせ頭でゴジゴジ木箱を削り木屑に塗れて熱中している姿。
松濤のCの作業場、粘土での太古の生物作り。いつもほとんど平面の仕事だったから、とても新鮮で面白かった。芸者模様のビアジョッキも教えてもらって作ったなぁ、あれどうしたっけ。二科展画家のH氏も一緒にお手伝いしたな、今どうしているかしら。
会社時代お世話になった人たちに会いたくなってしまった。山本さんに、行ってくればイイじゃないと言われて懐かしい顔が、ポンポン浮かんできた。
今度行ってこようっと!
0 コメント → 山本 高樹さん『昭和幻風景 ジオラマ展』行ってきました
コメントを投稿