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    未来工房さんの『こだわりの自然素材の素敵なモデルルーム』に展示していただきます。
    スイス漆喰の優しい色合いの壁を背景にすると、作品も深呼吸しているように気持ち良さそうに見えます。

    お友だちのお宅を訪ねるように遊びにいっていただいて、ついでに作品たちを眺めてもらえたら光栄です。

    ❦ 私の作品は、その辺のチラシや雑誌を使ってのコラージュ(貼り絵のようなもの)作品
       
    展示作品の内の一つ
    ❦ 木村恵子…優しく強く真っすぐな視線で見つめた世界を描いた油絵、アクリル画作品 
    ❦ 間宮香織…そばに置いておきたくなるような、楽しくて可愛らしいガラス作品
    ❦ 喜多里加…未知の世界への旅へと導いてくれる様々な陶芸作品
    ぜひ覗いてみてください☺

  • 魚たちが食べにきたよ。
    さて、何でしょう?


  • ためて描いてためて描いて


  • 廃品となったチラシや雑誌を見ていて「おっ」と思ってから、
    切り溜めて絵の具代わりに使っています。その前にアクリル絵の具等で描いた絵より、今描きたいものに素材感もスピードもぴったりじゃないか‼

    ということで、これでF60号の一作目を作りました。
    床中に散らばして実験。片付けるのに何時間もかかってしまいましたが、
    その後二作目以降は頭の中なのか目の前なのか、兎に角この一作目から繋がって見えてくる世界の断面をその瞬間瞬間にキャンバスに移しているという感じです。
    広げてみたり
    並べてみたり
  •  ⑴ ☛ 千葉そごう 9階こだわり趣味の街『點燈夫 てんとうふ ギャラリー』
            2013年8/27(火)〜9/16(月祝)
              アクセサリー、鏡、ランプ、花器等 東洋でも西洋でもない新しくてどこか懐しい世界へ旅してみてください。
        すてきな出会いがあるかも❤
     ⑵“喜多里加展”
       ☛ 陶庫和室ギャラリー 栃木県芳賀郡益子町城内坂2
              2013年9/14(土)〜9/26(木)10:00〜17:00    
        お茶(9/15 日曜)を楽しめたり、練香水のワークショップ(9/14 土曜・9/22 日曜➀13:00〜➁15:00〜)、寄せ植えの展示販    売も開催されるということです。

     昨日、そごうに作品搬入したあとどろどろになって家に大荷物ごと傾れ込んできたぶちさん。
    今朝も朝食を食べるが早いかすぐに作業に取りかかっていました。     

    生まれた作品たちに良い出会いがありますように!
  • 今年に入ってから制作しているグループ展出展作品の一つ。ずっと続いています。今も続いています。
  • 2013年 8月1日 〜 9月1日
    am10:00 〜 pm5:30 (定休日/毎週月曜日)
    岐阜県多治見市東町4-2-5 セラミックパーク MINO 2f  Shop&Gallery MINO

    ガラス作家 間宮香織さんの作品展です。絵本から抜け出てきたような,不思議な温もりのある作品の数々は、見る人の想像力をかきたて、一人一人の心にさまざまな物語を紡いでいきます。どうかぜひこの機会にご覧ください。
    というDMが届きました。ガラス吹きのどんちゃんです。私も早く見たいです。この魚たちの世界にポッチャ〜ンと遊びにいきたくなります。お部屋に並べたらそれだけで涼しくなりそうですね。
  •  先日、どんちゃんに電話した。
    もう10年以上も前に近所のデパートで開催された、ガラス作家である彼女の展覧会を観に行って以来ご無沙汰していた。予備校時代と変わらぬ優しく澄んだ声が懐かしく、オリエンタルな美貌を持ちながらそれを知ってか知らずでか、ぐりぐり眼鏡をかけ人懐っこい笑顔でアトリエ中の男の子の心を虜にしていた、膨らんだオーバーオール姿のどんちゃんを思い出した。
     朝早くからお昼過ぎまで、室温48度の工房の中での作業で、あまりの暑さに耐えきれず、子どもが帰ってくるまで仮眠をとるということだった。朝見たYahoo!ニュース情報によれば、彼女の住む辺りでは猛暑で気温が37度以上になっているはずだ。うんうん!スポーツ飲料でも飲んで水分,塩分を補給して涼しい所ででしっかり休んだほうがいい。
     
     思えば彼女は予備校時代から“キラキラ光るもの”“優しく可愛いらしいもの”が好きだったなあ。皆が芸大芸大と、ギラギラギトギト油絵の具に塗れていた時も、彼女らしいキラキラ優しい絵を描いていたなあ。自分の心に響くものを信じて追求してきたんだね。
     
     真夏の室温48度の工房で、息も絶え絶えにガラスを吹くオーバーオール姿のどんちゃんが見えた。命懸けだな。人に買ってもらうものを作るって、生易しいことじゃないんだなとしみじみ思った。
     

     
  •  いつも通っているお気に入りの図書館にて、原田宗典氏・荒井良二氏の『河童』の絵本を借りて読んだ。ところが私は芥川龍之介の『河童』を読んだことがなかった。家の本棚にある芥川の本の中に探せばあったのかもしれないのだが、先日神保町の本屋に立ち寄った際、“この夏オススメの本”として紹介されていた本の中に『河童・或阿呆の一生…新潮文庫』を見つけ、つい買ってしまった。
     最晩年に書かれた短編6編の中、迷わず『河童』から読んだ。うっかり先に絵本から読んでしまったので、荒井良二さんの絵の“河童”たちがうようよ集まってきた。ガヤガヤうるさいので「しー」と静かにしてもらった。皆も頭を並べて覗き込んだ。
     家族を持つこと,子どもを産むこと,恋愛,政治,法律,戦争,芸術,宗教,生活,欲等、自分を取り巻く現実世界を必死で見つめながらどんどんどんどん孤独を極め、“自殺”の幻想に取り憑かれていく。そのぐにゃぐにゃな世界の中に居てはっきりと見えたものをとにかく書いていったのかな。世間から芥川先生と呼ばれてしまう自分とは別の、格好悪く怯えながら苦しみながら喘ぐそのままの自分の日記のような…。
     自殺しないで長生きをしてたとしたらどんなものを書いただろうか。振り返ると河童の内の一人が腕を組んでじっとこちらを見つめている。一言「Quax!」

     しばらくは、朝ドラに影響されて朝食時になんちゃって方言で話してしまうように、子どもたちと喋っていても「Quax quo quan ?」quax quax quex なんつって言ってしまって、「なにそれ、カエル?」と言われてしまった。