• なんていいんだぼくのせかい

      弓道をやっている甥っ子の応援のために日本武道館へ行った。
    凛と立ち自分と向き合う姿、静かな気合いに、思わず息をのみ見入ってしまった。立ち居振る舞いも美しく“道”を志す少年少女の清々しい姿に感動した。
     ああ、この明日に向かって明日を信じて真っすぐ生きる若い人たちに、子どもたちに、毎日新しい朝がきますように!朝起きたらいつもの窓からいつもの景色が当たり前に見られますように!
     
     “あさになったのでまどをあけますよ”…荒井良二さんの絵本
    読むたびになみだが出ます。子どもたちの明日を信じる笑顔が見えます。

     帰りに神保町・御茶の水の、本屋さん画材やさんをブラブラ覗きながら散歩した。
    北沢書店の1Fの“ブックハウス神保町”に立寄り、絵本や、「世界の作家が愛した風景」などを立ち読みし、買おうかどうしようか迷いながら店内を奥まで進むと、突き当たりの小さなギャラリーで、『荒井良二「なんていいんだぼくのせかい」“絵本原画展”』が開催されていた。今立ち読みした本。
     
     なんていいんだぼくのせかい なんていいんだぼくのせかい なんていいんだぼくのせかい…… 胸にずーんときた。

     余韻を感じていたら、何も買わずに店から出てきてしまった。本を掴んでいなくてよかった。

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